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メンバーの多様な思惑を受け入れるコミュニティ設計のコツ

利他的でありながら利己的であること

議論メシでは、毎日のようにオンライン/オフラインでディスカッションをしています。やることは本当にシンプルで「ディスカッションすべし」が指針となっている。そんなディスカッション駆動形のコミュニティです。

思惑を調和させるコミュニティ設計

そんなシンプルな行動指針を持つ議論メシには、一方で、様々な思惑(おもわく)を持ったメンバーが集まっています。

純粋にディスカッションを楽しみたい、対人知性を高めたい、立ち上げた事業を成功させたい、フリーランスとして稼げるようになりたい、コミュニティを体験したい、など、メンバーはそれぞれが夢や自己実現に向けた思惑を持って議論メシにやってきます。

思惑が異なれば、衝突したり分裂したりするもの。でも、議論メシではメンバーそれぞれが持っている思惑が調和しています。積極的に協力し、貢献し、感謝を送り合っている。

なぜそんなことが起きるかといえば、それは、全てのメンバーの思惑がディスカッションというメインコンテンツに関係しているからです。だからこそ、メンバーの利己的な行為が自動的に利他的な行為にもなる。自身の思惑を追求することが、他人の思惑に貢献する結果になっているのです。

利己的でありながら利他的である場づくり

少し具体的な話をします。

例えば、立ち上げた事業を伸ばしたい起業家にとっては、議論メシで自身の事業をテーマにしたディスカッションの場を持つことは、大きなメリットがあります。多様な観点やアイデアが得られますから。これは一見、自分自身の思惑のためにした利己的な行為に見えます。

しかし、このディスカッションは「純粋にディスカッションを楽しみたい」人にとっては、リアルで面白いコンテンツにほかなりません。目の前に困っている人がいて、その人と真剣に向き合ってディスカッションできる機会は、実はそう多くありませんから。これは「対人知性を高めたい」人にとっても同様です。

さらに、そのディスカッションは「稼げるようになりたい」フリーランスにとっても有意義です。なぜなら、自身の専門性を活かして貢献する行為そのものがフリーランスの稼ぎ方の代表格だからです。このようなディスカッションを通じて、クライアントの求めている価値提供を掴んでいき、議論メシの外で仕事を獲得することができるようになっていきます。

「コミュニティを体験したい」という人にとっても、日々実施されるこうしたディスカッションは他のメンバーとの接点となっていく。さらに、コミュニティそのものをディスカッションテーマとして提示することで、コミュニティについて深い理解も得られるでしょう。

このように、議論メシでは各人が利己的に行動したとしても、それが結果的に利他的な行動となり、全体に貢献できるような仕組みになっているのです。だから、多様な思惑を受け入れて調和することができるのだと思います。

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